美しい笑顔のためにライフスタイル&オーラルケア
まず、あなたのライフスタイルを見直してみましょう。食事は3食規則的にとっていますか? おやつタイムは1日1回だけ?タバコは吸いませんか?ストレスは上手に解消していますか? 正しいライフスタイルはキレイな歯にとても大事なこと。 これに加えてこそ、オーラルケアが効果を発揮します。
美しい歯や歯ぐきのために一番大事なケアは、むし歯や歯周病の元凶になる歯垢(プラーク)を取り去ることです。食べたらすぐにプラークコントロールしましょう!
美しい口元の必須アイテムは、
歯ブラシ・フロス・マウスウォッシュ
オーラルケアの基本はやっぱりブラッシング
レッスン1
歯ブラシは握らず、ペンを持つように
つい力が入りやすい人は歯ブラシの持ち方にも注意を。歯ブラシの毛の弾力性を活かすように、ペンを持つときの持ち方で軽く握るのが基本です。
レッスン2
歯ブラシの毛先で小刻みに磨く
歯に毛先が当たっていることが大事。毛先を1ミリから数ミリくらい小刻みに動かします。20〜30回磨いたら次の歯にずらします。裏側も同様に。
小刻みに動かすと歯と歯の間にも毛先が届く。
大きく動かしてしまうと、毛先が歯と歯の間を素通りして磨き残しが…
レッスン3
前歯の裏はブラシのカカトで磨く
上の前歯も下の前歯も、裏側は歯ブラシの「カカト」部分で縦に、1本づつ磨きます。
レッスン4
歯と歯ぐきの境目はやさしく磨く
とくに歯垢(プラーク)のたまりやすい、歯と歯ぐきの境目は、歯ブラシを45度くらいに斜めに当て、歯ぐきを傷つけないようにやさしく磨きます。
レッスン5
右奥歯は左手、左奥歯は右手で磨く
奥歯の溝はむし歯になりやすい部分。歯ブラシを持ち替えて、少し強めの力で小刻みに。
レッスン6
一番奥の歯はブラシのつま先で
磨き残しやすい一番奥の歯の根元は、歯ブラシのつま先(先端部分)を使って、舌側と頬側の両面から磨きます。
レッスン7
意外に磨き残しやすいのは奥歯の側面
噛み合せ部分はしっかり磨いても、意外に磨き残しやすいのが、上あごの奥歯の外側と、下あごの奥歯の内側。意識して丁寧に磨きましょう。
むし歯になりやすい歯と歯の間はデンタルフロスで
歯垢(プラーク)がたまりやすい歯と歯の間は
デンタルフロスで
ホルダー入りで20〜40pくらいに切って使うタイプや、柄付きのタイプなどがあります。初めて使う方は柄付きタイプが使いやすいでしょう。
●フロスを力ずくで押し込むと歯肉を痛めます。やさしく前後に動かしながら挿入します。
●フロスを左右の歯の側面に沿わせて上下・左右に4〜5回動かし、歯垢(プラーク)をこすり落とします。
歯と歯のすき間がある部分は
歯間ブラシで
歯と歯のすき間や、治療でブリッジを入れた部分があったら、歯間ブラシを。すき間の広さに合うサイズのものを選ぶことが大切。最初はSSサイズから始めるのがいいでしょう。
殺菌効果で歯垢を防ぐ
マウスウォッシング
マウスウォシュには、ブラッシング時に使用する液体歯磨きと、ブラッシング後に使う洗口液の2種類があり、効果や使い方が違います。とくに殺菌することで、歯肉炎やむし歯、口臭を防ぎます。毎食後のブラッシングは大事ですが、歯間部や舌苔の歯垢が取りきれず、口臭や歯周病の原因になります。ブラッシングのあと、殺菌力の高い洗口液でお口全体をゆすいで取りきれなかった歯垢を除きましょう。
●殺菌力の高いマウスウォッシュを使いましょう。
●ブラッシングのあとに20mlくらいを口に含み、口腔内全体にいきわたるようにブクブクさせてすすぎます。
●外出先などで、すぐに歯磨きできないときは、携帯用マウスウォッシュを上手に利用しましょう。